過去の研究 人文科学立山信仰に関する史料調査

  • 立山信仰に関する史料調査
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当館では、立山信仰の関係史料として個人蔵であった文書「寶傳坊證印」天明7年(1787)〈宝伝坊 差出、新井(荒井)権右衛門 宛〉の寄贈を受け、これまで複製を常設展示してきました。大町市内で現存が確認されていた江戸時代の立山信仰に係る仏像建立の寄進に対する證印・支證はこの1点のみでしたが、令和5年(2023)3月、これとは別の仏像建立の寄進に対する支證である個人蔵の文書「金像地蔵尊施財稟」文政8年(1825)〈教蔵坊 差出、関忠左衛門 宛〉が大町市内であらたに確認され、大町市文化財センターに寄贈されたことから、その史料に関する史料調査を行い、画像や翻刻などの史料情報をまとめました。

【研究成果】

  • 関悟志(2025).大町市内に現存する立山信仰に関する史料 ―文書「金像地蔵尊施財稟」文政8 年(1825)― 市立大町山岳博物館(編) 市立大町山岳博物館研究紀要第10号 市立大町山岳博物館 pp. 35-38.

担当研究者関 悟志

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