教育・学習支援信州大学F・Sさん

 8月1日~8月6日の間、私は大町山岳博物館で博物館実習をさせていただき、多くのことを学びました。


 資料収集保管事業では、資料を未来まで適切な状態で保管していく重要性を知りました。


 また、博物館の資料は教育活動に利用できる工夫もこらしてありました。そのために資料の情報や記録を正確し、資料を整理することが欠かせないことを知りました。しかし、資料を保存することは、様々な課題もたくさんあり改めて再認識させられました。


 そして、この博物館は教育普及事業に大きく力を注いでいました。今回は小学生を対象としたイベントの補助させてくださいました。たくさんの小学生が気軽に来られるように創意工夫などがあり、このような試行錯誤しながらイベントを行っていることは実際に体験して分かりました。さらに、このイベントは地域のボランティアの支えがあって行われており、事業を行う上で地域との関係はとても欠かせないことだと思いました。


 他には常設展で来客者に資料の説明や企画展の準備補助などを行い、とても貴重な体験をさせていただきました。資料について詳しく知ることができ、来客者に伝える難しさや知識の乏しさ、細かい地味な作業の重要性なども身をもって体感しました。


 6日間という少ない期間ではありましたが、学芸員のつらさや達成感など色々と詳しく丁寧に教えてくださり感謝しています。とても楽しい充実した実習ができたと思っています。これも博物館の皆様がお忙しい中、実習を受け入れてくださったおかげです。本当にありがとうございしまた。

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