教育・学習支援帝京大学K.Tさん

設定された博物館での実習時間を如何に有効に過ごすか、小さくならず積極的に物事に取り組もうと心掛けた。
教育普及事業で実際に行われている内容を体験、その後内容の如何について意見交換を行う機会があった。
その中で現状との兼ね合いの中で、今の博物館全体が抱えている問題点が見えてきた。
教育普及事業に補助として加わるなかでは内側をみなければ見えてこない留意点をみつけ、こういった内容の催しでの配慮すべき点が見えてきた。
最終日には要所ごとの展示解説を行ったが、ぎこちなさが出ていたのでより簡潔なものに完成させたかった。
事前準備があってもいざ、解説する時には場面毎に対応は変わって来るため、解説の出来栄えに波があったのは今後の改善点である。
窓口業務は慣れなかったが、そこでの対応は基本的なものと思ったので、形をしっかり身につけようとした。
時間を作り館内の展示だけでなく付属園の展示の仕方を見ることができたので、内容の比較等が行えた。
現場で働いている諸学芸員より会話の中で出てくる話に貴重なものがあり、その中で予想しない繋がりが生まれてゆくこともあるので、ちょっとした時に学芸員の方々から話を聞いてみる意義は大きかった。
実習の中でいかに受け身のみに偏する事なく自分で考え、見て、聞くことが出来るのかが実習での見識をさらに一歩広げられる機会であるから、ぜひとも自主性を最後まで持ち実習に取り組むべきである。

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