学芸員実習の先に 山岳博物館を選んだのは家から通えるということと、小さいころから慣れ親しんでいた博物館という事が大きな理由でした。最初は他の実習生と友達になれな かったらどうしようとか、実習についていけなかったらどうしようとか不安だらけでした。しかし、実際に実習が始まってみると職員の方々もとても親切です し、実習生の友達も出来て、楽しみながら実習することが出来ました。館長さんに山岳博物館の実習は他と比べるとハードというお話を聞きましたが、私はハー ドだったという思い出よりも楽しかった事や充実していたことのほうが強く記憶に残っています。実習は教育普及から剥製資料の整理など毎日違うことが学べて 明日はなんだろうとワクワクでした。私は実習前、子供が苦手でしたが、実際に小学校に行って自然に関するレクリエーションを行ったり、こども夏期だいがく で子供たちの担任の先生をしたりと、子供と接することで子供嫌いを克服することが出来ました。学校では学べない事を、学ぶことができてとてもいい経験にな りました。実習という形で博物館の仕事に少し触れる事ができてさらに博物館に関連した仕事に就きたいと考えるようになりました。12日間、職員の方にはとてもお世話になりました。この実習で学んだことをこの先活かしていきたいと思います。