スタッフブログ高山植物の生活史研究 報告4
今年は、高山植物の開花が早い!と聞き、例年よりも早く針ノ木岳・蓮華岳と烏帽子岳に調査に入りました。前者では、3日間のうち天候に恵まれたのは、1日のみでしたが、今年も友の会会員協力のもと、最終日に2班に別れてもらい、ヨツバシオガマとエゾシオガマへの訪花昆虫の記録・撮影をしていただきました。
平成28年7月19日~22日には、烏帽子岳において調査を実施しましたが、こちらも友の会会員の協力を得て、多くのデータを得ることができ、謎だったミヤマコゴメグサの訪花昆虫は、ハエ類やアブ類が多かったのですが、マルハナバチが有力な花粉媒介昆虫なのではないかとの推論に至りました。
マルハナバチの訪花は、私が受け持ったエリアでは、得られなかったデータで、会員の協力があっての結果に、大変感謝しております。
このほか、2つの山域で実施した調査では、植物以外にライチョウ、オコジョ、ノウサギ、ホシガラス、ルリビタキ、メボソムシクイを撮影することができ、博物館の貴重な資料として残すことができました。
なお、調査実施には、針ノ木小屋の百瀬 堯様、烏帽子小屋の上條文吾様をはじめ、両山小屋のスタッフの皆さまに格別なるご配意を賜りました。
ありがとうございました。
平成28年7月19日~22日には、烏帽子岳において調査を実施しましたが、こちらも友の会会員の協力を得て、多くのデータを得ることができ、謎だったミヤマコゴメグサの訪花昆虫は、ハエ類やアブ類が多かったのですが、マルハナバチが有力な花粉媒介昆虫なのではないかとの推論に至りました。
マルハナバチの訪花は、私が受け持ったエリアでは、得られなかったデータで、会員の協力があっての結果に、大変感謝しております。
このほか、2つの山域で実施した調査では、植物以外にライチョウ、オコジョ、ノウサギ、ホシガラス、ルリビタキ、メボソムシクイを撮影することができ、博物館の貴重な資料として残すことができました。
なお、調査実施には、針ノ木小屋の百瀬 堯様、烏帽子小屋の上條文吾様をはじめ、両山小屋のスタッフの皆さまに格別なるご配意を賜りました。
ありがとうございました。
投稿者千葉悟志