スタッフブログオオルリとの出会い

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写真の鳥はオオルリです。色がとても綺麗で、どこか優雅さが感じ取れます。オオルリは渡りを行う鳥で、繁殖のために日本にやってきます。美しい青色の羽装色を呈しているのがオス、全体的に地味な茶色(主観です)を呈するのがメスです。昆虫などを食べるようです。
この鳥は先日、動けなくなったところを保護された個体です。山岳博物館に持ち込まれた後、ケージに収容し、暗くして様子を見ていました。1時間半程度で元気を少し取り戻したようで、すぐに放鳥に至りました。その後、一時付属園内の木に止まっていましたが、元気に飛び立っていったようです。一安心です。

どの地域でもこのようなお客様からの野鳥保護の連絡は多くあり、窓ガラスなどにぶつかって動けなくなっている個体や病気で弱っている個体が保護されるケースが多いようです。しかし、野生の動物は私たちが思っている以上に強く、しばらく様子を見ていると回復し、飛び立っていきます。ですので、もし動かない鳥を見つけた場合には、お時間があれば、ゆっくりと様子を見ていただければと思います。また、幼鳥の場合には親鳥が迎えに来る場合もありますので、遠くへ移動させない方が親子にとって幸せな場合もあります。
明らかな怪我をしていて、保護をしていただける場合には、病気や寄生虫などがいることがありますので、必ず手袋を着用の上で保護していただければと思います。動けなくなった野鳥を発見したら、まず県の林務課へお電話していただくと保護の方法やその後の対処について詳しく対応していただけます。
 
余談ではありますが、、、
ゴールデンウィーク期間中の5月5日まで「付属園まつり」を催しております。「どうぶつ写生大会」や「どうぶつスタンプラリー」、5月5日には「どうぶつ観察ツアー」と「おおまぴょんとあそぼう!」を行います。
全て申し込み不要、無料となっております。

おおまぴょんも皆様をお待ちしております…!
ぜひぜひ皆様お誘いあわせの上、お越しください。

佐藤真

投稿者佐藤真

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