スタッフブログ秋を感じるこの頃です。

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最近はすっかり朝晩寒くなりまして、秋を感じられる季節となってまいりました。付属園内に生えるクリやコナラやオオカメノキなど実をつけ始め、いよいよ紅葉の季節に移り変わろうとしています。
飼育員の仕事の一つとして、園内整備というものがあります。お客様が通る園路にある邪魔なものを除去したり、掃除したり、草むしりしたり、園内の破損箇所の修繕等、行っております。先日、園内整備として園路の草むしりを行っているところ、頭にコーンッ!と痛みが!サルに石でも投げられたかと思えば、園内の高い木々たちがつけたドングリが空高くから落ちてきたようです。かなり痛かったですが、私が秋を感じた瞬間でした。
今回ご紹介したい動物はホンドフクロウです。名前はないので、私は勝手に「ホンちゃん」と呼んでいます。フクロウは昼間、暗いところでじーっとしており、夜になると狩りを行う夜行性です。肉を食べる鳥(猛禽類)なのでネズミや小鳥などを食べます。森林地帯に生息する生物で、昼間は木などの影にいることが多いです。ホンちゃんは、昼間はよく影になっている屋根の梁に止まっています。お客様からは見えづらい位置なのですが、ホンちゃんの定位置になっています。屋根に近い位置なので、夏場は暑かったのか梁は利用せず、飼育員がつくった床から80cmくらいの止まり木によくいました。止まり木はお客様から見えやすい位置なので、大好評でした!ですが最近涼しくなってくると、また元の通り見えずらい梁にいることが多くなってきました。姿が見えづらくなったのは残念ですが、ホンちゃんがすっかり涼しくなって快適そうに見えます。夏場は心配になるほど眼のフチが赤くなっていましたが、今ではすっかり眼の赤みもとれて一安心。夏は毎年、眼のフチに赤みを帯びるようで、原因は不明なので興味深いところです。今回はフクロウをご紹介させて頂きました。
大町をはじめ、北アルプスはこれから紅葉の季節です。紅葉シーズンで大町にお越しの際は、ぜひとも山岳博物館に足をお運び頂き、山の成り立ち、山に暮らす生き物たちをぜひご観覧していただければと思います。

富所由希

投稿者富所由希

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