スタッフブログお鼻のでっかいオタリさん

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現在付属園ではカモシカを4頭飼育しています。このうち、さつき、ハクバ、れんげはお客さんに見てもらえることが多いのですが、オタリは見えづらく、さらにブログでも紹介されず、気づいたお客さんにしか見てもらえません。今回はそんなオタリのことを紹介していこうと思います。
 オタリは2004年に保護された個体で、その年に付属園で生まれた2頭(1頭はさつき)とハクバと一緒に人工保育で育てられました。4頭一緒に育てられましたが、それぞれ性格が全く違います。オタリは他の個体に比べ、人に対して多少の警戒心は残っており、触れようものなら鼻をフンッとならし威嚇してきます。そしてとても気分屋で掃除中何もしてこないなーと油断していると急にどついてきたりします。しかし、かわいい一面もあり、野生のサルが付属園内にでると、飼育場所の端で固まり、目の前に行っても微動だにしなくなります。オタリという名前はご想像のとおり、保護された場所が小谷村だったためオタリとなりました。オタリは人工保育で育ったため野生に返すことができず、付属園で飼育を続けることになりました。
 付属園でハクバとペアになり、子供もできました。なにを隠そうその子供はれんげなのです。今はオタリとれんげは別の飼育場所で飼育していますが、オタリはれんげを自分で育て上げ、独り立ちさせました。
オタリとレンゲは別の飼育場所で飼育しているとはいえ、隣り合った場所で飼育しているため、毎日顔を合わせています。カモシカは野生下では1頭で行動するため、れんげがフェンス越しにオタリをどつこうとする姿をみかけますが、オタリがれんげをどつこうとした姿は見たことがありません。れんげのことを娘と認識して、優しく接しているのかもしれません。2頭は仲が悪いわけではなく、時々遊ぶように放飼場内を駆けまわっています。

多田晴彦

投稿者多田晴彦

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