スタッフブログその名は長元坊!

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長元坊(チョウゲンボウ)という名前を聞いても、どんな動物かイメージ出来ない方は多いのではないでしょうか?猛禽類と呼ばれる鳥類の中で、ハヤブサの仲間とされており、最近では街中に巣を作ることもあるそうです、皆さんもそれとは知らずに、その姿を目にしたことがあるかもしれません。肉食の鳥ですがハトと比べると、どっこいどっこいの大きさで意外と小柄なため、小さい獲物を狙います。雌雄の判別方法は、頭の色を見比べるのが最も簡単だと思います。♂は灰色(写真左)、♀は茶色(写真右)と覚えて下さい。

さて、付属園では♂と♀を一羽ずつ飼育しています。彼らは兄妹で、幼鳥の時に保護されました。喧嘩する様子も無いため、今も一つの展示場で同居しています。どちらも臆病な性格をしており、掃除に入るとバサバサと羽ばたいて、金網や止まり木にへばり付くようにしてとまります。鋭いくちばしと爪を持つ猛禽類なのに、少しかっこ悪いなとも思いますが、「怖がらせてごめん」と心の中で呟きつつ、そそくさと掃除を済ませる日々です。もう少し堂々としてくれてもいいのになぁと、常々感じています。
そんな彼らも、よく見ると微妙に反応が違うことに気づきます。♂は、こちらが少し移動したり、何気なく視線を向けると、慌てて隅へ隅へと逃げようとして、バサバサと落ち着きなく暴れていますが、♀の方は、こちらの出方を見るように構え、近づかれていると判断すると、ぱっと一番高い場所にとまり、距離を取って再びこちらをじっと見つめる、といった様子で、無駄な動きが少ないように見えます。生まれた順番は正確には分かりませんが、普段の行動から予想するなら、お姉さんと弟なんじゃないかと睨んでいます。

この兄弟、展示場の上方にばかりとまっているのに加え、じっとしていることが多く、よくお客さんに素通りされてしまいます。お客さんが通る度に、見つけてあげて!と祈っています。そのため、お客さんが目ざとく見つけて『居た!』と叫んだ声が聞こえてくれば、おめでとう!と思わず頬が緩んでしまいます。

遠藤モナミ

投稿者遠藤モナミ

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