スタッフブログ休園中の大事件

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現在付属園は工事中のため皆さんには見てもらえませんが、付属園の動物達はみんな元気にしています。
しかし12月中旬頃、付属園の仲間が1頭減ってしまうかもしれないと思う事件がありました。ハクビシンのビーちゃんに給餌に行くと獣舎の隅でうずくまっていたのです。呼吸はしていましたが体は冷たく痙攣もみられました。すぐにケージに移動し保温をしましたが、体調が戻らず意識のない状態が続き、その日の帰り際には呼吸数が普段なら20回前後あるはずが、9回にまで下がり翌日の朝には死亡していることも覚悟するほどでした。
 ですが、ビーちゃんはその覚悟を良い意味で裏切ってくれました。翌日の朝出勤するとケージの中で立ち上がっていたのです。元気のある状態とは言えませんでしたが、餌を食べられるようになったため一安心しました。
 よく食べるからと消化に悪い物もあげてしまったためか翌日にまた体調を崩し、ほとんど餌を食べなくなりました。ビーちゃんはそこから体調を崩すことが何度かありながらも徐々に元気になってきています。
元気になり始めてから、リハビリもかねてウサギ用のリードをつけて室内を歩かせてみています。リードを付けた姿は、ほとんど攻撃してこないことも相まってペットにしか見えません。飼育員はみんなメロメロで、何かと理由をつけてはケージの中を覗いたり、隙間から指を入れたりしています。
ビーちゃんが動けなくなった原因は寒さですが、なぜ長い間暮らしていた場所で凍えてしまったのか、正確な原因はわかりません。
 このブログを書いた日にはまだ足腰に不安な部分は見られますが、活発に動き回るようになり、元気な頃の様に指に噛みついてくるようにもなりました。噛まれると痛いですが、なんだかうれしくもあります。
 このまま元気になり、またブーちゃんと1つのお団子を作っている姿を見たいものです。

多田晴彦

投稿者多田晴彦

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