スタッフブログ付属園での夏2014

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 夏、真っ盛りです!どの季節もそれぞれに楽しいことがありますが、この季節を待ちわびておりました。なぜならば、夏といったら爬虫類、両生類、昆虫のパラダイスだからです!
 800m近い山に位置する付属園には飼育されている動物の他に、様々な生き物が生息しています。園内にある小さな池にはカエル7種類(アマガエル、モリアオガエル、トノサマガエル、ツチガエル、ヤマアカガエル、アズマヒキガエル、シュレーゲルガエル)が生息しているのを確認しました。また、通路のわきにあるちょっとした石垣の隙間にはシマヘビの棲み処があります。この個体は去年から確認しているのですが、何度私に捕まっても別の場所へ移る気はないようです。ときおり隙間から顔を出していることがあるので、その石垣の横を通る時は今いるかな、と見るのがこの季節限定の日課となっています。石垣に近づいて隙間を指さし、ヘビに向かって「ヨッ!」と挨拶をする姿を目撃した他の飼育員には笑われましたが・・・。
 さて、「ヘビ」に関してですが、今年はシマヘビが多く出没しています。私が今までに園内で確認したヘビはシマヘビ、アオダイショウ、ジムグリ、ヤマカガシ、シロマダラの5種類です。(噂によればマムシもいるそうな。)ヘビと聞けば捕まえずにはいられない私に、他の飼育員も発見した時にはすかさず呼んでくれます。ちょっと離れた場所にいても、トランシーバーで教えてもらえば走って行くのです。そうして場所を教えてもらって捕まえに行けば、シマヘビ、シマヘビ、また「シマヘビか・・・。」今年園内で捕まえたシマヘビ以外のヘビといえばアオダイショウ2回(同じ個体)のみです。同じ場所、同じ季節でも年によって違いがあるようです。今年はシマヘビばかり。でも、個体として見れば楽しめます。色の差や横線とは別の、うっすらついた模様や、体の傷の特徴などで見分けることができます。
 また、ヘビには種類によって(または個体によって)臭いのあるものがいます。シマヘビも臭いがあるのですが、強烈なのはなんといってもアオダイショウ!アオダイショウを触った後はなかなか臭いがとれません。そのせいか、アオダイショウを捕まえた後にハクビシンの餌やりをしたとき、「ブー」と「ビー」が怖がるような動きをしたのです。目をシパシパさせながら、ビクつきながら餌を食べ、「どうしたの?」と近づくとビクッとして後退るのです。病気になったかと思うくらいにビクビクしていましたが、食欲はいつも通り。他の飼育員に近づいてもらうといつも通りの態度。午後の給餌時には怖がる様子は見られませんでした。今度アオダイショウを捕まえたら、ブーとビーはまた怖がるような反応をするでしょうか。同じハクビシンの「マメ」は臭いを気にする様子はなかったのに、不思議です。
 最後に、ヘビには毒を持つ種類がいます。(マムシやヤマカガシなど)むやみに構わないようにしましょう!

戸谷諭美

投稿者戸谷諭美

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