スタッフブログまどろむカモシカ

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こんにちは。大町の夏はあっという間に過ぎ去り、長い雨が降り続いたと思えば、いそいそと秋に移り変わろうとしています。木の葉は少しづつ紅葉が始まり、木の実も色づき始めています。動物たちも冬に向けて準備を始めています。園内で特に冬への準備が早く終わるのが、スバールバルライチョウのメス3羽です。羽は夏の茶色羽から冬の白色羽へと生え変わり、食欲も旺盛です。普段はライチョウ自ら人間に近づいてくることはないのですが、この季節は餌欲しさに人の手をつついたり、餌を要求してるのか人を見てよく鳴きます。その他のタヌキやキツネもよく食べ、薄い夏毛からもこもことした冬毛へ変わりつつあります。厳しい冬を乗り越えていくためには、よく食べることが必要なようです。
動物たちが忙しくする中、1頭のカモシカはのんびりと過ごしています。メスの高齢のカモシカ、さつきです。この頃の長い雨が明け、久しぶりに晴れた日の土曜日。日の当たるところで猫のように香箱座りをし、目を細め、頭をゆらゆらさせて、まどろみの中にいました。とても気持ちよさそうで、見ているだけで癒されます。土曜日でお客様も多い日でしたが、人通りも気にすることなく、ほぼ一日日向ぼっこをしてのんびりと過ごしているさつきでした。半年くらい前までは私を見るなり角を向けて私を部屋から追い出そうと突進してくるほど、嫌われていたのですが。。。今は突進してくることは無くなり、撫でさせてもらえるようになりました。仲良しというわけではないですが、付かず離れずの距離でやっています。以前はさつきが怖かったですが、今では愛くるしく思います。今回は秋から冬に向けての動物の様子、ニホンカモシカのさつきについてご紹介させて頂きました。
北アルプスの山の紅葉にお越しの際は、山岳博物館の動物たちの冬への移り変わる様子もぜひご覧ください。

富所由希

投稿者富所由希

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