スタッフブログ換羽祭り開催中!

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 近頃、ハト舎のシンクに大きなカマドウマが数匹住み着いています。キジバト達の飲み水を交換しようとすると飛んだり跳ねたり大騒ぎです。特に悪さをする訳ではないのでそのままにしていますが、彼らが苦手な飼育員も多いので、今一番関わりたくないエリアとなっています。カマドウマが集結する魅惑のシンク。一体何が、彼らをそこに呼び寄せるのか。
 さて、現在飼育中の鳥たちですが、皆換羽の真っ最中。古い羽根が新しい羽根に生え変わることを換羽といい、鳥ごとその形態は様々です。上手く飛べないと餌が取れないツバメの仲間は時間をかけて一枚ずつゆっくり換羽が進んでいきます。逆に泳いで餌を取るカモの仲間は、一時的に飛べなくなりますが、まとめて生え変わるので換羽期間はとても短いです。
 今回紹介するトビたちの多くは春から秋にかけて年1回、徐々に換羽を行います。普段はつやつやで整っている毛並みも、この時期は違います。おかしな方向に抜けかけの羽が飛び出していたり、所々寝ぐせの様にぼさぼさしていたり。皆それぞれ個性的な姿になっています。写真のマサムネにいたっては所々の話じゃなく、胸の真ん中からもそっと沢山の白い羽毛が出ています。ぬいぐるみの綿が出てきてしまっているような、そんな風に見えて面白いです。撫でてみると、とてもふわふわで軟らかなさわり心地!抜けそうな感じはなく、ただ飛び出してしまっただけの様子。しばらく触っていると大きな声で鳴かれ、怒られました。触らないでよ!といったところでしょうか。反省です。
 ちなみにライチョウは冬山の真っ白な雪景色に溶け込む為、夏羽(繁殖羽)、秋羽、冬羽と年に三回羽が生え変わります。付属園のライチョウたちも夏羽から秋羽に変わっている最中で、羽毛がけばけばしています。展示室のいたるところに羽が落ちているので、なかなか見ることができないライチョウの羽をぜひ観察してみて下さい。
 換羽は鳥たちにとって、たくさんのエネルギーを使うイベントです。しっかり餌を食べてもらって、皆丈夫でつやつや綺麗な羽に生え変わってほしいと思います。

小里玲奈

投稿者小里玲奈

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