スタッフブログスバールバルライチョウ親子のお引越し

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 付属園にいる2羽のスバールバルライチョウ、「スバル」と「ギンガ」が繁殖のため他園に移動することになりました。スバルは現在6歳で、2020年3月に横浜市繁殖センターから付属園にやってきました。2022年には付属園で繁殖を行い、ギンガが生まれました。

 スバルはとても人に慣れており、人が近くに来ても堂々とした立ち振る舞いです。落ち着いた様子でゆっくりと歩き、こちらに近寄ってくることもあります。お昼ごろはリラックスタイムで、展示室のドアの前や、隅のほうでしゃがんでうとうとしている姿も見られます。時には足を投げ出して無防備な姿を見せてくれることもありました。
 ギンガはまだ1歳と若いので、展示室で素早く動き回ったり、飛び上がったりととても活発に動きます。また、スバルとは正反対で飼育員にかなり強気に向かってきます。掃除中も飼育員の手を執拗にくちばしでついばんで攻撃してきます。人工育雛で生まれた時から育ててきたため、元気に育って良かったと思う反面、ついばまれると地味に痛いので、やめてほしいなと思っております…。

 SNSでは羽で覆われたモフモフの足が注目され、ご来園いただいたお客様からは「かわいい」などのお声をいただきました。2羽とも移動というのは寂しくもありますが、新しい場所で活躍してくれることを期待しています。また、新たに上野動物園から1羽搬入の予定もあります。新しく来た個体の紹介もできればと思っておりますので、楽しみにしていてください。

写真 左:スバル 右:ギンガ

辰己萌恵

投稿者辰己萌恵

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