スタッフブログノハナショウブが咲きはじめました

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山岳博物館では、山岳博物館友の会サークル「ボランティアの会」の皆さんに管理のお手伝いをしていただいているガーデンで、カキツバタの花に似ているノハナショウブを栽培しています。
カキツバタ(写真:右)とノハナショウブ(写真:左)の違いは、花期が異なることと(カキツバタのほうが早い)、カキツバタが1本の茎に3個の花をまとめてつけることが多いのに対して、ノハナショウブは4、5個がわかれてつく点で違いがあります。
葉もノハナショウブには、筋(中肋)があって、カキツバタの方には中肋がないので、触ってみるとその違いがわかります。
博物館では両方栽培していますので、触ったりして比較してみてください。
花の寿命は2日間で、この間に昆虫がやってきて、花粉を媒介してくれるとタネ(種子)ができます(報告によれば、自家受粉もあるようです)。送粉のほとんどは、マルハナバチに依存しています。どのようなシステムなのかは、博物館に来て、観察してみてください。

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