昨年は神奈川県植物誌が改訂され、今月は岐阜県植物誌が刊行されるとのことで、各地で植物誌の改訂が着々と進められています。長野県においても植物誌が刊行されてから20年近くが経過し、改訂のための分布調査が10地域に分割され行われています。山博は大北エリア（大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村）を担当し、昨年から月一回（4～10月）の調査を実施しています。
調査では、長野県植物研究会会員から指導を受けながら、大町山岳博物館友の会サークル「花めぐり紀行」のメンバーが精力的に活動しています。
昨日（8/12）は、長野県植物研究会の会員を講師に今年採集し、作製した標本の同定会を開催しました。これらの活動を通して長野県植物誌の改訂のみでなく、大町市の植物相の見直しも併せて行っていきたいと考えています。