スタッフブログキジバトのお引越し

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はじめまして。令和5年4月から、飼育員として勤務させていただくこととなりました瀧沢です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、博物館周辺の森林ではセミが鳴き始め、初夏の気配を感じるようになってまいりました。一足早く蚊も飛んでおり、外作業には虫よけスプレーが欠かせません。
今回ご紹介するのは、キジバトのうずらです(写真左)。うずらはこれまで園内の通路からは見えにくい位置の獣舎で飼育されていましたが、今年4月から園内通路側の獣舎にお引越ししてきました。引っ越し後しばらくは部屋の隅の止まり木で過ごすことの多かったうずらですが、最近お気に入りの場所が出来たようです。それは・・・ここ!(写真右)
通路側解説パネル前の止まり木です。通路に背中を向けて止まっていることもあるので、キジバトの名前の由来である、キジに似た背中の模様が見えやすくなっています。
そんなうずら、飼育員が部屋に入ってくると一旦奥の枝まで飛んで行ってしまいますが、床に餌を置くと、待ちきれないといった風にチョコチョコと駆け寄ってきて餌をついばみ始める姿がとても微笑ましいです。じっくり見ていたいところですが、顔を向けると警戒して飛んで行ってしまうため、掃除をしつつなるべくうずらに気づかれないようチラチラと横目で見ています。
止まり木にいる姿が見られないときは、下でお食事中かもしれません。ご来園の際はぜひ探してみてくださいね。

瀧沢有純

投稿者瀧沢有純

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