高橋広平写真展雷鳥 〜四季を纏う神の鳥〜
開催期間 2016年9月3日(土)~11月27日(日)
主催 | 市立大町山岳博物館 |
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会期 | 平成28年9月3日(土)~11月27日(日)※ 会期中の休館日:9月5日(月)・12日(月)・20日(火)・26日(月)・ 10月3日(月)・11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)・ 11月7日(月)・14日(月)・21日(月) |
開館時間 | 午前9時 ~ 午後5時※ 入館は午後4時30分まで |
会場 | 市立大町山岳博物館 特別展示室 |
入場料 | 大人400円 高校生300円 小・中学生200円※ 通常展示と共通 30名様以上の団体は各50円引き。各種割引適用あり 窓口でお確かめください。 |
ごあいさつ
私たちと高橋広平氏の写真との出会いは、2013年のことでした。山岳博物館では、以前より、若手で地域に根ざした写真家を世に送り出す期待も込め写真展の企画を温めていました。そこに、ニホンライチョウを被写体に第4回田淵行男賞岳人賞の栄誉に輝かれた高橋氏の受賞が私たちの間で話題となりました。
ニホンライチョウ。山岳博物館は、これまでにその低地飼育を手掛けた経験をもつ、国内を代表する施設として、知られてきたところではありますが、今日に至るまでには、先人たちの弛まぬ努力と飼育を成功させたいという切なる願い、そして意気込みがありました。また、強い使命感とともに、ライチョウへの愛情があったにちがいありません。ちょうど高橋氏がファインダーを通して、ライチョウに伝える愛情のように。
2014年に安曇野市で開催された高橋氏の個展は、ライチョウを良く知る私たちに衝撃を与えるものでした。芸術的に素晴らしことはもちろんでしたが、生物学的にも関心を引き、興味深い上、何よりも写真家の被写体に対する愛情、片想いが、ストレートにライチョウそのものを伝えてきたからです。
奇しくも、2016年は大町市の悲願でありましたニホンライチョウ飼育の再開の年となり、ライチョウとの縁を感じずにはいられません。本展を通じてライチョウの新たな魅力を知っていただくとともに、ライチョウへの理解をさらに深めていただければ幸いです。
国は2014年(平成26年)、「第一期ライチョウ保護増殖事業実施計画」を発表し、5年以内の短期目標として、ニホンライチョウの飼育下繁殖を開始し、飼育技術・体制を確立することを示しました。2015年には、東京都恩賜上野動物園と富山市ファミリーパークが孵化育雛に取り組み、山岳博物館もそれに続き、国家プロジェクトへ寄与する機会を賜りました。これまで培ってきたノウハウを存分に発揮できる喜びを得るとともに、皆さま方には、大いに期待を寄せていただきたくお願い申しあげます。
結びに、開催にあたり高橋広平氏をはじめ、ご協力をいただきました関係各位に心より深く感謝申しあげますとともに、今後も引き続き、大町市の活動にご理解ご協力を賜りますようお願い申しあげ、あいさつといたします。
市立大町山岳博物館 館長 鳥羽 章人
・・・それは、「一目惚れ」でした。
山と
番(つがい)
蒼天を舞う
天使
命のゆりかご
明日へ
黄金(こがね)
無題
無題
DAIFUKU
まめ大福
無題