日本山岳画協会 大町展山に魅せられた画家たち-

開催期間 2020 4.25(土) 〜 2020 7.12(日)

ごあいさつ

1936年(昭和11)に結成された日本山岳画協会は、2020年(令和2)に84周年を迎えます。主として日本山岳会に所属していた山好きの画家、中村清太郎・足立源一郎・茨木猪之吉・吉田博・武井真澄等12名でスタートしましたが、戦時中から敗戦後の混乱の中で数年の休会期間を経て1949年(昭和24)に再発足しました。創立以来の会員数はおよそ120名ほどの小さな会ですが、芸術院会員や文化勲章を受章した会員も多くおります。

私たちは、山頂からの壮大な眺めや途中で出会った動物や草花のみならず、山にまつわる天象・神話・伝説など、山とかかわる題材を描いております。

第一回の大町での特別展は1984年(昭和59)に大町山岳博物館にて開催。夏山シーズンに合わせて7月20日から8月20日までの一ヵ月間開催させていただき、今回で通算8回目となります。この36年間の長きにわたり東京では展示できない大作を全国の大勢の方々にご高覧いただきたくよろしくお願い申し上げます。

会期2020 4.25(土) 〜 2020 7.12(日)
開館時間午前9時 ~ 午後5時※ 入館は午後4時30分まで
休館日月曜日、祝日の翌日(ただし、月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)
会場市立大町山岳博物館 特別展示室
観覧料大人450円 高校生350円 小・中学生200 円※常設展示と共通、30 名様以上の団体は各 50 円割引
※そのほかの各種割引については窓口でお問い合わせください
共催市立大町山岳博物館 日本山岳画協会

展示構成・展示資料

本展示は、下記の24名の作品です。

青木惇子・伊東政朗・江村眞一・熊谷榧・熊野景介・栗又功雄・小谷明・小林浩子・清水一好・杉山修・
高橋てる子・武井清・武本嘉成・田中久子・田中泰道・千葉潔・谷口満子・半本藍・藤田錦一・細野清嗣・前林栄・若林晴男・吉田裕司・渡邉良一

コレクション(展示物の一部)

武井清

武井清 「前穂高岳」F50 油彩

熊野景介

熊野景介 「大キレット越して槍ヶ岳へ」水彩 F50

杉山修

杉山修 「大日岳の朝」木版 P25

小林浩子

小林浩子 「北穂・五月」油彩 F30

千葉清

千葉清 「春の訪れ(富士)」油彩 P30

若林晴男

若林晴男 「安曇野雪晴れ」油彩 F40

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