平成29年度大町山岳博物館友の会総会記念講演会セブンサミッター・山田淳氏 講演 ~登山界の革命児が語る山の魅力と山岳文化の未来~

平成29年4月16日(日)

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山岳博物館と、その活動を支える外郭団体「山岳博物館友の会」では、市民や地域住民、友の会会員向けに、年間を通じてさまざまな共催事業を行っています。例年、北アルプスとその山麓の自然や歴史などに関する各種観察会や講座を開催しているほか、友の会総会時に記念講演会等を毎年行っています。今回は、セブンサミッター(七大陸最高峰登頂者)の山田淳氏を講師にお招きしての講演会を開催しました。
高所登山への歩み、七大陸最高峰登頂の世界最年少記録の更新、山岳ガイド経験、登山用品レンタル事業の起業、登山人口増と安全登山推進への取り組みなどを含め、ご自身の山へ想いや山の魅力について語っていただきました。さらに、信州で盛んな学校登山や高校山岳部の活動が持つ可能性など、山の未来を担う青少年へのメッセージを含め、日本における山岳文化・登山文化のこれからの在り方についてもお話しいただきました。
講演を通して、高所登山への挑戦のようすを知っていただくとともに、国内の登山界の現状と課題、国内の山岳文化の未来について考えていただく機会となりました。

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