過去の研究 自然科学ビッチュウフウロの生活史および開花特性

  • ビッチュウフウロの生活史および開花特性
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ビッチュウフウロは長野県では、南部の一部に自生し、絶滅危惧IB類(長野県)にランクされています。大町市に隣接の北安曇郡白馬村には、隔離分布が認められ、学術的に保全が望ましいと考えられます。そこで博物館では、ビッチュウフウロの一連の生活史および開花特性からみる訪花昆虫との関係について研究を進めました。研究の結果、発芽後、成長の早い個体では2年目に花を咲かせることがわかりました。また、花は、雄性期(開花1日目)から雌性期(2日目)となる雌雄異熟性の特徴を持ち、ジェネラリストによる訪花を受けることを明らかにしました。

【成果発表】
千葉悟志・清水建美(2005)長野県準絶滅危惧IB類ビッチュウフウロの生活史および開花特性-日本産草本植物の生活史研究プロジェクト報告第5報.長野県植物研究会誌38:29-32.

千葉悟志

担当研究者千葉悟志

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