教育・学習支援信州大学S.Cさん

私は、大町市出身で地元の文化・歴史をどのようにして来館者に伝えていくのかを学ぶために大町山岳博物館で実習をさせていただくことを決めました。
5日間と短い間でしたが、教育普及事業、受付業務、資料収集・保管、企画展の立案・実施例、スポットガイドなど大学の授業では学ぶことができないことをたくさん学ぶことができ、たいへん充実した日々でした。
博物館実習での一番の収穫は、学芸員のおもしろさと辛さを知ることができたことです。私は、子どもが大好きなので教育普及事業がたいへんおもしろく、興味・関心を持ちながら活動していた子どもたちがたくさんいたのが印象的でした。子どもたちに「おもしろい」と感じてもらうためにはしっかりとした企画・準備が大切だと学びました。事業が終わった後の達成感はものすごく爽快でした。しかし、スポットガイドでは、相手に説明する難しさを知りました。学芸員は、館内の展示すべてについての知識がなくてはならず、来館者に質問されたら的確に説明しなければならないことに気づかされました。日々、勉強し続けることが必要だと感じました。
職員の皆さん、同じ実習生の皆さんのおかげで成長することができた5日間でした。

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