スイス政府観光局・市立大町山岳博物館 共同企画展 ユングフラウ鉄道全線開通 100 周年記念スイス山岳観光の黄金期と日本人 ―その魅力と文化を伝えた人々―

平成24年7月14日(土)〜10月21日(日)

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2012年8月に全線開通から100周年を迎えるスイスのユングフラウ鉄道。世界中から毎間70万人が利用し、これまでに約2,300万人を超える観光客を乗せて走り続けてきたアルプスを代表するスイスで最も有名な登山鉄道です。 このユングフラウ鉄道全線開通100周年を記念し、スイス政府観光局と市立大町山岳博物館の共同企画による展覧会を開催します。 本展では、スイス山岳観光の礎を築いたユングフラウ地方と、その地域での山岳観光の発展とともに敷設されていった登山鉄道の誕生に焦点をあて、スイス山岳観光の黄金期ともいえる当時から現在にいたるまでのスイス山岳観光のさまざまな魅力をお伝えします。 また、アルプスの山岳地域へ登山鉄道が伸びたことで、世界各国の登山家がスイスに集い、数々の日本人登山家もアルプスの峰々に登っています。明治43(1910)年にユングフラウ(標高4,158m)に登山して日本人初のアルプス4,000m峰登頂を果たした加賀正太郎や、大正10(1921)年に当時未登攀だったアイガー(標高3,970m)東山稜を世界で初めて登攀した槇有恒など、登山を通じてスイスの魅力と文化を日本に伝え、両国の文化交流の架け橋になった人々をあわせてご紹介します。

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