新・ライチョウ舎完成・スバールバルライチョウ飼育開始記念山博にライチョウがやってくる! 山博「ライチョウの里」へ再出発

開催期間 2015 6.12(金)〜7.12(日)

主催市立大町山岳博物館
会期平成27年6月12日(金)~7月12日(日)※ 休館日:6月15日(月)・22日(月)・29日(月)・ 7月は無休
開館時間午前9時 ~ 午後5時※ 入館は午後4時30分まで
会場市立大町山岳博物館 特別展示室
入場 料大人400円 高校生300円 小・中学生200円※ 常設展と共通 30名様以上の団体は各50円引き

関連催し

企画展ミュージアムトークと新ライチョウ舎見学

開催日時平成27年6月14日(日)
1回目:午前10時30分 ~ (約40分)
2回目:午後2時 ~ (約40分)
参加費通常の入館料

ライチョウ舎竣工式

開催日時平成27年7月4日(土)
午前10時 ~ (約30分)

スバールバルライチョウを見学しよう!

開催日時平成27年7月4日(土)・5日(日)
1回目:午前10時30分 ~ (約40分)
2回目:午後2時 ~ (約40分)
参加費無料

はじめに

2014年(平成26年)、国は「第一期ライチョウ保護増殖事業実施計画」を発表し、5年以内の短期目標として、ニホンライチョウの飼育下繁殖を開始し、飼育技術・体制を確立することを示しました。その大役を最初に担うのは、これまでに先行して、ニホンライチョウの生態に近い亜種スバールバルライチョウの飼育・繁殖技術の確立を目指し、すすめてきた東京都恩賜上野動物園と富山市ファミリーパークに決定されました。

一方、大町市は、2005年(平成17年)に「大町市ライチョウ保護事業計画策定委員会」の『氷河期から生きるライチョウとともに-大町市ライチョウ保護事業計画策定のための提言-』の提出以来、本事業を凍結してまいりましたが、国や長野県、日本動物園水族館協会をはじめとした関係機関との連携や博物館での飼育にかかる人員確保などの体制が、概ね満たされたと判断するに至たり、2014年(平成26年)に、山岳博物館において、ライチョウの飼育を再開する方針を決定しました。

同年秋からは、付属園内において3棟の新・ライチョウ舎の建設をすすめ、2015年(平成27年)7月より前段として試験的にスバールバルライチョウの飼育を開始する運びとなりました。

当館は、これまでにニホンライチョウの低地飼育を手掛けた経験をもつ、国内を代表する施設として、知られてきましたが、その挑戦のはじまりは、1963年(昭和38年)に生理・病理の解明・繁殖技術の確立を主な目的に、当時の環境庁・文化庁の許可を得て、爺ヶ岳から4個の卵を採卵したことによるものでした。

以来、40年にわたるニホンライチョウ低地飼育・経験を積み重ねてまいりましたが、2004年(平成16年)2月17日、最後の飼育個体が死亡したことで、日本のライチョウ飼育は、一旦、幕を降ろすこととなりました。

この度の飼育再開に至るまでには「山岳博物館ライチョウ保護事業検討会委員会」、「大町市ライチョウ保護事業計画策定委員会」を開催し、ニホンライチョウの保全に寄与すべく飼育再開の道を模索してまいりました。

また、事業の凍結期間中、大町市民の方々をはじめ、近隣住民の皆さまからは、事あるごとにニホンライチョウ飼育再開を熱望していただき、遠方からの来館者の方や電話などのお問い合わせの際にも「(ニホン)ライチョウはみれますか」の問いに、ニホンライチョウをみることのできる博物館、それが山岳博物館であるという代名詞ができあがっていたことに気づかされ、改めて低地における飼育あるいは展示への関心が高いことを痛感いたしました。

当館においては、2015年(平成27年)7月よりスバールバルライチョウの飼育・繁殖を経験した後、先述した2館に続き、この国家プロジェクトに貢献できるよう努力してまいる所存です。

皆さま方におかれましては、本展をご高覧いただき、当館にやってくるスバールバルライチョウとはどのような鳥なのか興味・関心をお持ちいただくとともに、これまでの当館の国家プロジェクトへの寄与に、期待を寄せていただければ幸いです。

結びに、本展の開催にあたりご協力をいただきました関係各位に心より深く感謝申しあげますとともに、今後も引き続き、当館の活動にご理解ご協力を賜りますようお願い申しあげ、あいさつといたします。

平成27年6月12日
市立大町山岳博物館 館長 鳥羽 章人

  • スバールバルライチョウスバールバルライチョウ学名:Lagopus muta hyperboreus
  • ニホンライチョウニホンライチョウ学名:Lagopus muta japonica
  • カラフトライチョウカラフトライチョウ学名:Lagopus lagopus

1. スバールバルライチョウとニホンライチョウは似た者同士!?

ライチョウ(Lagopus mta)の仲間は北極を中心に分布がみられるのですが、そのなかで、山博にやってくる「スバールバルライチョウ」は、世界で最も北方にすむライチョウで、「ニホンライチョウ」は、最も南方にすむライチョウとなります。
ここでは、つぎの内容で比較しながら、ライチョウという鳥について知識を深めてみましょう。

  • スバールライチョウとニホンライチョウの生息地スバールライチョウとニホンライチョウの生息地
  • ライチョウの分布図ライチョウの分布図

スバールバルライチョウの肉を使った料理スバールバルライチョウの肉を
使った料理

日本とノルウェーにおけるライチョウ事情

日本では、国の特別天然記念物として指定(1955年(昭和30年))され、2012年(平成24年)の国のレッドリストでは、絶滅危惧Ⅱ類から絶滅危惧ⅠB類にカテゴリーを引き上げ、ニホンライチョウを保護しています。

では、ノルウェーでスバールバルライチョウはどのように捉えているのでしょう。

生息地

ニホンライチョウは、北アルプス・南アルプス・頚城山系の主に標高2,000m以上の高い山にすんでいて、夏は高山帯のハイマツ群落を住みかの中心とし、冬はダケカンバやシラビソ・オオシラビソの疎林のある亜高山帯へ移動して暮らしています。

では、スバールバルライチョウは、どのようなところで暮らしているのでしょう。

  • ニホンライチョウの生息環境ニホンライチョウの生息環境
  • スバールバルライチョウの生息環境スバールバルライチョウの生息環境
    (写真右:富山市ファミリーパーク提供)

メスにアピールするオス(ニホンライチョウ)メスにアピールするオス
(ニホンライチョウ)

繁殖期

ニホンライチョウは、3月中旬になると、それまで暮らしていた亜高山帯から高山帯に移動し、オスはナワバリをめぐって、争いがはじまります。次第にナワバリが決まりはじめると、メスをナワバリに迎え、つがいになります。つがいの関係は、一夫一妻です。

では、スバールバルライチョウではどうなのでしょう。

ナワバリの警戒にあたるオス(ニホンライチョウ)ナワバリの警戒にあたるオス
(ニホンライチョウ)

ナワバリ

ニホンライチョウのナワバリの大きさは、山岳また場所ごとに違いがみられます。背丈の低いハイマツが主に占め、そのなかのツツジ科矮小低木などが生える場所で、つがいで採食します。オスのライチョウは、常にナワバリにほかのオスが侵入しないように警戒・防衛にあたり、その行動は、ヒナが孵るまで続きます。

では、スバールバルライチョウではどうなのでしょう。

子育て

ニホンライチョウのメスは、6月上旬から中旬にかけて産卵します。メス1羽あたりが産卵する卵の数は、5個から6個で卵を抱くのは、メスのみが行い、オスが携わることはありません。

では、スバールバルライチョウではどうなのでしょう。

  • 巣と卵(ニホンライチョウ)巣と卵(ニホンライチョウ)
  • 母鳥とヒナ(ニホンライチョウ)母鳥とヒナ(ニホンライチョウ)

ニホンライチョウ盲腸糞(左)と直腸糞(右)ニホンライチョウ盲腸糞(左)
直腸糞(右)

食べ物と盲腸

ニホンライチョウは、主に高山植物を食べ、ヒナのときから成鳥と同じものを食べています。ときには、ミミズやアリを食べているとの報告もあります。

では、スバールバルライチョウは、どのようなものを食べているのでしょうか。

換羽

ニホンライチョウの換羽は、飛翔羽は年に1回の換羽ですが、主に体の上面を覆う羽毛は年に3回の換羽をします。それぞれの換羽を冬羽、繁殖羽、秋羽と呼ぶことがあります。冬羽から繁殖羽への換羽がはじまるのは、オスのほうが早く、3月下旬、メスは4月上旬です。繁殖羽から秋羽へ換羽がはじまるのもオスのほうが早く、6月下旬から7月上旬で、メスは7月中旬です。秋羽から冬羽への換羽がはじまるのは、オスメス一緒で9月下旬から10月上旬です。

では、スバールバルライチョウではどうなのでしょう。

  • スバールバルライチョウの冬羽スバールバルライチョウの冬羽
  • スバールバルライチョウの繁殖羽スバールバルライチョウの繁殖羽
  • ニホンライチョウの冬羽ニホンライチョウの冬羽
  • ニホンライチョウの繁殖羽ニホンライチョウの繁殖羽
  • ニホンライチョウの秋羽ニホンライチョウの秋羽

(上段写真:長野市茶臼山動物園 提供 下段写真:長野県環境保全研究所 提供)

2. 山博のニホンライチョウ研究史

山岳博物館では、1961年(昭和36年)に「北アルプス動物生態研究グループ」におけるニホンライチョウの調査に参加したのをきっかけに、長年にわたり、野外調査を行ってきました。また、1963年(昭和38年)からは、博物館の付属園でニホンライチョウの飼育に取り組み、その飼育は平成14年(1997年)まで続きました。ここでは、山博のニホンライチョウの研究史についてみていきましょう。

ライチョウ研究の幕開け

1959年(昭和34年)、ニホンライチョウ(以下、「ライチョウ」)の保護につなげるための基礎調査を目的とした計画が立案され、「北アルプス動物生態研究グループ」が発足しまし、1961年(昭和36年)、ニホンライチョウの調査が後立山連峰爺ヶ岳(標高2,669m)で実施され、これが、日本で初めてといえる本格的なライチョウ調査のはじまりであり、山博のライチョウ研究の幕開けでした。

  • 扇沢から尾根にとりつき種池小屋に向かう調査員ら扇沢から尾根にとりつき種池小屋に向かう調査員ら
  • ライチョウの行動を記録する調査員ライチョウの行動を記録する調査員

未知の鳥-ライチョウの生活史を解明する150日間の夏期調査

1961年(昭和36年)5月23日、羽田健三 氏、福島 融 氏(山博嘱託学芸員)、平林国男 氏(山博職員)、高橋秀男 氏(山博職員)、三石 紘 氏(信州大学学生)らが分乗したジープが山博から一路扇沢へと向かいました。一行は、その日の夕刻に種池山荘に到着し、翌日からライチョウ観察がはじまりました。

調査は、種池山荘を基地に、調査員が一週間から10日で入れ替わる体制がとられ、連続終日観察と断片観察が実施されました。連続終日観察は、2名1組の2編成で、交代しながら爺ヶ岳南峰のつがいのねや(ねぐら)立ちからねや(ねぐら)入りまでの逐一の行動を記録・観察するものでした。断片観察は2名で実施し、尾根筋を連日踏査し、全体的なライチョウの動きを観察するものでした。

この150日にもおよぶ調査には、主調査員9名、補助調査員45名、延べ860名が動員され、多くの成果がもたらされました。

双眼鏡でライチョウを探す調査員双眼鏡でライチョウを探す調査員

未知の鳥-ライチョウの生活史を解明する40日間の冬期調査

先の調査により夏期繁殖期を中心とした生活史調査が実施され、数々の成果をあげましたが、生活史全容の解明には、冬期の調査を実施する必要がありました。

1963年(昭和38年)3月12日、高橋秀男 氏(隊長、装備主任)、平林国男 氏(調査主任)、千葉彬司 氏(食糧、記録主任)の山博職員3名に通信連絡を担当する自衛隊第12師団第13普通科連隊の福園 巧 陸士長、和田全弘 一等陸士の2名と菅沢六海 氏(大町山の会)、下川末吉 氏、平林七郎 氏、平塚豊治 氏、大谷 武 氏、内川昭一 氏、丸山 清 氏(白馬村案内人組合)の支援隊7名の計12名が爺ヶ岳に向けて出発し、40日にもおよぶ冬期生態調査により、ついに、ライチョウの生活史の全容が明らかになりました。

  • 人工気象室を兼ね備えた飼育舎人工気象室を兼ね備えた飼育舎
  • 亜成鳥に成長したメス(左)とオス(右)亜成鳥に成長した
    メス(左)とオス(右)

ライチョウ飼育は試行錯誤の連続であった

野外調査と平行して、1963年(昭和38年)、山博は、爺ヶ岳より4個のライチョウの卵を採卵し、ライチョウ飼育に着手しました。

飼育当初は、1年以上生存させることがほとんどできずに、苦悩の日々が続きました。低地で孵化させた個体から二世代目の誕生をみたのは、1976年で、じつに13年の月日が流れていました。二世代目の繁殖は、3羽の三世代目の誕生へとつながり、1981年(昭和56年)以降は、三世代目から四世代目の繁殖がみられるようになり、1986年(昭和61年)には、五世代目の誕生をみました。

ところが、1987年(昭和62年)の冬から翌春にかけ、成鳥・亜成鳥の死亡が相次ぎ、オス1羽(成鳥)となったことで、繁殖の道が閉ざされました。その後、繁殖を繰り返し試みましたが、三世代目以降の繁殖に至ることはなく、また、相次ぐ疾病による死亡を防ぐことや因果関係を突き止めることができないまま、2004年(平成16年)2月17日、飼育下最後のオス(成鳥)が死亡したことにより、日本で唯一のニホンライチョウの飼育は中断することになりました。

飼育担当者の説明を通訳する太田昌秀氏飼育担当者の説明を
通訳する太田昌秀氏

再開に向け問題点を洗い出す

2004年(平成16年)、山博は環境省の委託事業「ノルウェーライチョウ飼育研究先進地資料収集」として、ニホンライチョウの近似種(亜種)スバールバルライチョウの繁殖研究を行っているトロムソ大学へ職員2名を赴かせ、情報収集にあたらせました。

2004年(平成16年)、『山岳博物館ライチョウ保護事業検討会』が組織され、これまでに実施してきた調査や飼育、社会教育にわたり、ご議論いただきました。2005年(平成17年)には、「大町市ライチョウ保護事業計画策定委員会」が組織され『提言書』が同委員会より提出されました。その中で、スバールバルライチョウの飼育を行い、その技術を日本のライチョウに役立てることが提案されましたが、大町市は、国や長野県の動向また関係機関との連携を模索し、体制の整う間、ライチョウ保護事業を当面見送ることといたしました。

一方、ライチョウ保護事業は上野動物園によって受け継がれ、その後、日本動物園水族館協会加盟の6施設が連携して、データの蓄積等を行うなどした結果、スバールバルライチョウの飼育管理技術・繁殖技術や健康管理技術が高い水準に達しつつあり、ニホンライチョウ飼育再開に向け、機が熟しました。

すべてはニホンライチョウのために

山博「ライチョウの里」へ再出発

国は、2012年(平成24年)に公表した第4次レッドリストにおいて、ライチョウを絶滅危惧ⅠB類へとカテゴリーを引き上げ、その後に策定された『ライチョウ保護増殖事業計画 』や『第一期ライチョウ保護増殖事業実施計画』のなかで、「(前略)近年は日本動物園水族館協会の加盟園で実施されている別亜種のスバールバルライチョウ(L. muta hyperborea)の飼育下繁殖が一定の成果をあげており、ライチョウの生息域外保全の実施に寄与する技術知見が集積されつつある。」とし、その技術をもとにライチョウの生息域外保全ができるよう国は、2015年(平成27年)、平成26年度ライチョウ保護増殖検討会のなかで、日本動物園水族館協会より提出された「ライチョウ飼育計画」を了承し、これらの技術確立を先行して取り組んできた上野動物園と富山市ファミリーパークがまず進めることを決定しました。

山博も、平成26年冬から付属園において新ライチョウ舎3棟の建設を進め、今年6月下旬に完成する予定です。完成後は他園館同様にスバールバルライチョウの飼育繁殖に取り組み、経験後はこの国家プロジェクトに貢献できるよう精力的に取り組んでいきます。

すべては、ニホンライチョウのために。

ライチョウをもっとよく知るために、クイズにこたえてみましょう。
これであなたもライチョウ博士になれるかも!?

問題1. ライチョウの仲間(ライチョウ亜科)は、世界に何種類いるでしょうか?

  • ① 9~11種
  • ② 18~21種
  • ③ 28~31種

ライチョウ分布の世界地図

答え

問題2. ニホンライチョウは、日本の山岳に何羽すんでいるでしょうか?

  • ① 10,000羽以下
  • ② 5,000羽以下
  • ③ 2,000羽以下

答え

問題3. 70年ぶりにニホンライチョウの生息が確認された山岳はどこでしょうか?

  • ① 八ヶ岳
  • ② 中央アルプス
  • ③ 白山

ライチョウ分布の周辺地図

答え

問題4. ニホンライチョウの体を覆う羽毛は1年間で何回、生え変わるでしょうか?

  • ① 1回
  • ② 2回
  • ③ 3回

答え

問題5. ライチョウのオスはどちらでしょうか?

  • ① 左(ひだり)
  • ② 右(みぎ)
  • 左
  • 右

答え

問題6. ライチョウの内臓でほかの鳥類に比べて、特に発達しているところはどこでしょうか?

  • ① 肝臓
  • ② 盲腸
  • ③ 筋胃

答え

問題7. ライチョウの足はどちらでしょうか?

  • ① 左(ひだり)
  • ② 右(みぎ)
  • 左
  • 右

答え

問題8. ライチョウの子育ては、オス・メスで行うでしょうか?
それともメスだけで行うでしょうか?

  • ① オス・メスで行う
  • ② メスだけで行う

答え

謝辞

企画展開催にあたり、下記の個人・団体の皆さま並びに関係機関から貴重な資料の提供や助言等、多大なるご協力ご支援を賜りました。
また、長野県環境保全研究所 堀田 昌伸 氏 には「1. スバールバルライチョウとニホンライチョウは似た者同士!?」および「 3. ライチョウ クイズ8番勝負!」の内容についてご確認をいただきました。
ここにご芳名を記して心より感謝の意を表するとともに厚くお礼申しあげます。

(個人)
竹田 伸一
田村 直也
千葉 彬司
堀田 昌伸
堀口 政治
(団体)
いしかわ動物園
富山市ファミリーパーク
長野県環境保全研究所
長野市茶臼山動物園

(五十音順、敬称略)

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